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生涯現役 95歳のおじぃの超★健康ライフ石みたいに硬い貝柱を噛み砕く
おじぃは大変顔が広く、いろいろな方が会いにやって来られます。傍で見ていても寂しい老後とは無縁の結構忙しい毎日です。
おじぃあてのお客さんたちは、まずは皆さん手土産を持っていらっしゃる。お客さんが帰った後は、おじぃは「コレなんだろうね。開けてみて」と言いながら手土産をフロントの上に置きます。
大抵は食料です。おじぃ曰く「これはすごく高い!」という高価な珍味や手作りのおかず、庶民的なおかし(沖縄名物のサーターアンダーギーなど)などいろいろでした。
「こんなのひとりで食べられないよ」とおすそ分けしてくださるので、私は沖縄に来て短期間でおいしいものや珍味にずいぶんありつくことができました。
ある日、いつものように「コレおいしいよ」と手渡しされたものを見ると、貝柱の干物です。フロントに立っているので、その場で食べるのも何だし・・・といつも思うのですが、いつも「食べて食べて」と勧められるので、(今は電話が鳴りませんように)と念じて、口の中に入れました。
ところが、その貝柱、そりゃあもう石みたいに硬いんですよ。噛めば噛むほどに味が出て確かにおいしいのですが、入れ歯のない私が食べても硬い。勤務中なのでできればすぐに食べようと思っていても、時間がかかる。そして、おじぃが私と一緒になって横で「石」をかじっているのです。
「こりゃあ硬いね」と言いつつ、バクバク次を食べるおじぃ。そして私のてのひらには追加分が。確か私は勤務中・・・
おじぃは総入れ歯か部分入れ歯かはわかりませんが、入れ歯のお世話にはなっています。しかしだからといって顎をいたわるようなヤワな真似はせず、たまに「石」などで鍛えているもよう。とにかく顎の筋肉が非常に発達しています。
「歩く」こともそうですが「噛む」も生活の基本です。基本はちゃんとおさえています。