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生涯現役 95歳のおじぃの超★健康ライフ新聞の死亡欄を毎日、淡々とチェック
毎日新聞を読むおじぃ。
ある日、「どこから目を通すか知ってる?」と言いながら、新聞をバサッと広げると、何と「死亡欄」でした。
そして「あー死んじゃった。あー死んじゃった」と唱えながら、右上から左下までずーっと指でなぞるんです。
「たまに知っている人が載っているんだよ」
事実、「あ。この人死んじゃったんだ。この人はだれそれの親戚だ。ーー以下自分との関係について話が続くーー」と、本当に直接的、あるいは間接的に知っている人が載っていたことが何回もありました。
「香典送るためなんだよね。こうやって確認するのは」
おじぃはこうして自分よりも年下の方々に香典を出していたのです。
おじぃぐらいの年齢になると「死」は身近なものですから、実に淡々としています。
あるときなど「女房が死んで、そのあとこんな楽しい人生が待っているとは思わなかった」と、しみじみ語っていました。
奥さんに先立たれると、夫が見る見る元気を失い、すぐ後を追うように逝ってしまうという話もあるそうですが、おじぃの場合は本当に自由闊達で充実した毎日を過ごしています。
人付き合いも活発であり、自立して生活できること、没頭できる趣味の世界がいくつもあることなどが、おじぃの元気の源なのだと思います。
新聞を一緒に見ながら一通り「ゆんたく(おしゃべり)」をした後は、おじぃのいつもの冗談です。
ニコニコしながら手を出して、
「オレの香典ちょうだい!」
おじぃはまだピンピンしてるでしょうが!